システムの復元とは
パソコンを使っていると、何かのきっかけでパソコンが不安定になったり、起動しなくなるなどの問題が発生する場合があります。そういった場合に備えて、パソコンのシステムファイルや設定を保存しておくことができます。
万が一の場合には、インストールしたアプリケーションや、個人の設定、その他のファイルなどには影響を与えず、システムだけを修復することができます。
復元ポイントの設定確認
システムの復元をするためには、復元ポイントが必要です。復元ポイントは通常自動で作成されるものですが、パソコンによっては初期設定で復元ポイントを作成しないようになっている場合もあります。設定を確認していきましょう。
スタートメニューを右クリックしてシステムを選択します。
システムの保護を押します。
保護設定の欄が「無効」と表示されている場合、復元ポイントが作成されない設定になっています。私のパソコンは、初期設定で無効になっていました。
有効にするには、構成ボタンを押します。
システムの保護を有効にするを選択してOKを押します。
保護設定の欄が有効になりました。
これで復元ポイントが自動で作成されるようになります。
パソコンによっては、最初から無効になっている場合があるので、確認しておくようにしましょう。
復元ポイントの作成方法
復元ポイントは1週間に一度、パソコンがアイドル状態のとき（何も操作していないとき）に行われます。また、手動で作成することも可能です。アプリケーションをインストールしたり、ドライバーなどをインストールする前に念のため復元ポイントを作成しておきましょう。
先ほどの画面の作成ボタンを押します。
後で見てわかるように名前を入力し、作成を押します。
しばらく待つと、復元ポイントが作成されます。
システムの復元方法
トラブルが起きた際に、システムの復元を行い、問題がなかった時の状態に戻します。
システムの復元ボタンを押します。
次へを押します。
保存された復元ポイントが表示されますので、戻したい復元ポイントを選択して次へを押します。私の場合、復元ポイントの作成が無効になっていたため、先ほど作成した復元ポイントのみ表示されています。みなさんの場合、自動で作成された復元ポイントが並んでいると思います。
完了を押します。
システムの復元が始まります。
しばらく時間がかかりますので、お待ちください。
復元が完了すると、下記のように表示されますので、再起動を押します。
再起動した後、完了メッセージが出ます。これで復元完了です。
まとめ
復元ポイントの設定を確認し、無効になっている場合は、有効に切り替えておきましょう。アプリケーションのインストールやドライバーのインストールなどを行うときは、復元ポイントを作成して、万が一の場合に備えましょう。
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