Windows11回復ドライブの作り方とシステムイメージの作成

Windows11回復ドライブの作り方とシステムイメージの作成 Windows11

回復ドライブとは

Windowsが不調になった時に、回復ドライブを使用して、パソコンを初期状態に戻したり、バックアップを取った時点にデータを巻き戻したりすることができます。
初期状態とは、個人用のファイルや設定、インストールしたアプリなどがすべてなくなり、まっさらな状態のWindowsになることを言います。

初期状態に戻す方法は、Windows以外のファイルが消えてしまうため普通は使いません。
アプリの再インストールや設定がとても大変で時間がかかります。
パソコンが起動しなくなった時に、スタートアップ修復や、システムの復元を行い、それでもダメな場合に回復ドライブを使用して起動し、リカバリーする(バックアップを取った時点にデータを巻き戻す)という手順を踏みます。

まずは回復ドライブから作成していきます。
回復ドライブの作成にはUSBメモリを使用します。16GB以上容量がないと作成できません。
USBメモリの中身は全て消去されるので注意してください。

回復ドライブの作成

USBメモリをパソコンに接続します。
スタートメニューを左クリックして、回復ドライブと入力します。
左側に出てきた回復ドライブを選択します。

下のウィンドウが出るため、はいを押します。

次へを押します。

USBメモリを選択して、次へを押します。

次へを押します。

回復ドライブの作成が始まります。
かなりの時間がかかるので、辛抱強く待ちます。

完了したら、下の画面が出ますので、完了を押します。

以上で、回復ドライブの作成は終わりです。

システムイメージの作成

システムイメージを作成すると、現在のパソコンのデータを全て保存し、バックアップできます。
パソコンが不調になった時に備えて、データをバックアップしておきましょう。
容量が大きくなりますので、別途外付けのハードディスクやSSDを用意しましょう。

まず、スタートメニューを左クリックして、コントロールと入力します。
左側にコントロールパネルが出てきますので、選択します。

バックアップと復元(Windows7)を選択します。

システムイメージの作成を押します。

バックアップの保存先を選択して次へを押します。用意した外付けハードディスクやSSDに保存するようにしましょう。

必要な容量が表示されますので、バックアップの開始を押します。
この容量は、パソコンによって変わってきます。下記の場合、Windows11とOfficeくらいしか入っていない状態です。

バックアップの作成にはしばらく時間がかかります。

システムイメージの作成が終わったら、次の画面が出ますのでいいえを押します。
回復ドライブからデータを復元できるので、作成する必要はありません。

まとめ

以上が回復ドライブの作成と、システムイメージの作成方法でした。
定期的にバックアップをとっておき、パソコンが不調になった場合に備えておくといいでしょう。

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